真性包茎の治療とはどのようなもの?
真性包茎というものは、亀頭から陰茎まですべてが皮で覆われたペニスのことです。
日本人男性の約60パーセントがこの真性包茎であることが明らかとなっており、ペニスが小さく見えることをコンプレックスにされているほどです。
昨今は全国各地でメンズクリニックや美容外科が数多く点在しており、これらの医療施設で包茎治療も受けられます。
以前は形成外科や泌尿器科でメスを使用した外科的な処置となっており、入院をしないと手術は受けられませんでした。
ところが先述した美容外科やメンズクリニックでは医療用レーザー装置を導入されていて、陰茎を切開することはなくなりました。
出血もさほどなく、日帰りで対応されるのが特徴です。
真性包茎であれば根部切除法という手技となり、陰茎の付け根部分にレーザーを照射して、皮と取り除いていきます。
手術時間は約10分程度となっており、比較的身体に負担が掛からない治療になりました。
真性包茎手術後のアフターケアについて
メスを使用する外科的な手術ではなくなったものの、真性包茎手術の根部切除法では約0.03mm程度の深さの傷を陰茎に付けて皮を取り除いていきます。
陰茎は非常にデリケートな部分なので、術後はしっかりとアフターケアに務めないといけません。
そのアフターケアの一連の流れを見ていきましょう。
まず、手術を受けた当日から3日目までは入浴をすることはできません。
化膿を防止する抗生剤が必ず処方をされるので、3日間は服用をしましょう。
消毒薬も一緒に処方をされるので、清潔な綿棒で術後の傷に塗布をします。
4日目以降は入浴をすることができますが、性交も避けないといけないので注意をしないといけません。
手術から1週間後の主治医が傷の状態を見るので、ここでしっかりとふさがっていれば、性交をおこなうことも可能です。
アフターケアはとても大切で、1週間程度は陰茎を清潔にするためにも下着は毎日新しいものに着替えるのが望ましいです。
まとめ
以上、真性包茎の治療の概要と術後のアフターケアについて見ていきました。
以前の真性包茎の手術はメスを用いた外科的な処置でしたが、現在は医療用レーザーで対応をなされます。
手術の傷跡は非常に小さいものですが、陰茎は大変デリケートな箇所なのでアフターケアをしっかりとおこなわないといけません。
術後の1週間は医療機関から処方をされる抗生剤を服用し、傷跡を消毒しましょう。
入浴は手術当日から3日目まではおこなえませんが、4日目からは可能です。